FUNA-IN コラム- COLUMN -
お風呂に入っても良いですか?
「ギックリ腰」や「寝違え」など、急性症状があるものには
原則として『RICE処置』が有効です。
RICE処置についてはこちらのリンクへ → https://funa-in.com/%e5%9f%ba%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%bf%9c%e6%80%a5%e5%87%a6%e7%bd%ae%e3%80%80%ef%bd%9e%ef%bd%92%ef%bd%89%ef%bd%83%ef%bd%85%e5%87%a6%e7%bd%ae%ef%bd%9e/
特に「アイシング」は初期の炎症反応を抑えるために必ず行うように指導させていただいております。
「ギックリ腰」の別名は「腰部捻挫」、「寝違え」は「頚部捻挫」です。
捻挫ですから靭帯や筋肉、軟骨や関節包などを痛めている可能性があり、痛めた組織には炎症が起こります。
なので冷やさないといけません。
その時に患者さんから
「冷やさないとアカンのですね? じゃあ『お風呂』も入ったらダメですか?」
と聞かれることがあります。
かなり強い痛め方であればズキズキとして痛みが出ますので、本人さんもお風呂に入ろうという気にすらならないと思いますが、さほどでもない場合には「お風呂で温まって、リラックスした方がええんちゃうかな?」と思うようです。
「炎症 = 腫れている」という状態ですから「温めるのはNG!」です。
お風呂の「熱」が炎症反応を助長する可能性がありますし、
お風呂に入って、出てくるまでの一連の「動作」にも問題があります。
- 服を脱ぐ
- 湯船に入る
- 湯船から出る
- 身体を洗う
- 頭を洗う
- 身体を拭く
- ドライヤーで頭を乾かす
…などなど、腰にも首にも負担のかかる動作のオンパレードです。
湯船に入ったり出たりする動作は、痛めた腰にかなりの負担をかけてしまいます。
頭を洗って泡を洗い流す動作は、痛めた首にはかなりの負担です。
このように色々な動作をすることで、ギックリ腰や寝違えで痛めてしまったところへ、さらに負担がかかる恐れがあります。
2~3日、お風呂に入らなくたって死にはしません。
とは言え、夏の暑い時期には汗や汚れを落とさないと気持ち悪いかもしれませんね。
そういう場合には、出来るだけ動作を減らすため、シャワー程度にしておきましょう。
ご相談、お問合せはお電話(06-6334-0086) または以下のお問合せフォームからお願いいたします。
- お電話でのご予約06-6334-0086 お電話でのご予約06-6334-0086
-
ご予約・お問い合わせ
フォームはこちら