肩こり治療のポイントは〇〇

ターゲットは「頚」

もみほぐしても、もみほぐしても、なかなか肩こりが良くならない方は頚を治療すべきです。
肩こりの原因として挙げられるものは、

1.「筋肉の疲労」
2.「筋肉の変性(トリガーポイント形成)」
3.「頚椎の関節の動きの悪さ」
4.「頚椎の配列の乱れ」
5.「ストレスによる過緊張」

などです。

軽度の肩こりの場合は押したりもんだりすることで症状は軽減しますが、重度の場合はマッサージなどで筋肉をもみほぐしても、「頚椎の問題」が解決できていなければ症状は繰り返します。もんでもらうと楽になるからといって、「肩こりがひどくなったらもんでもらう ⇒ 楽になる ⇒ また肩こりひどくなる ⇒ 楽になる ⇒ また(以下同文)」というパターンの方は、治療の仕方を組み立てなおす方が良いかもしれません。

「肩こり」だけでなく、他の症状がある人は注意が必要!!

単なる「筋疲労」としての肩こりではなく、「頚椎の問題(例えばヘルニアや初期の変形性頚椎症」の場合は、肩こり症状だけでなく、次のような症状も出てきます。

●頚を動かした時に痛みがある
●寝違えを起こしやすい
●起床時に首がだるい
●パソコンをよく使う
●肩こりがひどくなると「頭痛」、「片頭痛」が起こる
●手がしびれる (またはだるくなる)
●「耳鳴り」 「めまい」 「自律神経失調症」 などがある

これらの症状を感じたことがある方は、「頚椎の問題」をうたがった方が良いでしょう。

治療せずに放置していると深刻な状態に…

「忙しく治療している時間が無い」
「自分はまだ大丈夫! そこまで悪くなってないと思う」
「機会があったら治療しよう」

…など、多くの人がそんな風に考えておられます。

しかし、頚椎の問題を解決しないままだと、将来的には「頚椎ヘルニア」や「変形性頚椎症」に陥る可能性が高くなります。

当院では、上記のような「頚椎の問題(頚椎配列異常)」がみられる場合、「重度の肩こり」と判断し、筋肉を主体とした症状への治療と、配列異常を起こした頚椎を整える治療(頚椎リアライメント)を行ない、将来的に起こり得る「深刻な問題」に対処します。

頸椎と頚部筋線維の配列を整える(頚椎リアライメント)

二つの球体ローラーにより、アライメントの乱れた頸椎を整え、ゆがみが発生した筋線維の走行を同時に整えていきます。頚椎配列異常による重度の肩こりの場合、症状緩和と整えた配列の安定化を行います。

 


【こちらの記事も参考に】

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変形性関節症


 

お気軽にご相談ください

頚椎のアライメント異常は、将来的に「変形性頚椎症」や「頸椎椎間板ヘルニア」などへ進行する可能性があります。これらの初期はレントゲンなどの検査でも「骨には異常なし」と言われることが多いので処置することなく放置する方が多いようです。(※あくまで「骨には異常なし」なのです。「正常ですよ」という意味ではないんです。骨以外には問題があるのです)

「まだ大丈夫」と軽視せず、出来るだけ早く適切な処置を受ける方が良いと思われますので、お気軽にご相談ください。