検査をしても原因がはっきりしないめまい

めまいの症状をお持ちの方は年齢、性別に関係なくおられます。その原因も頭の中(脳など中枢神経系)に問題があるものや、内耳の三半規管に異常がみられるものなど様々です。 しかし症状があっても頭部MRIや内耳の検査をしても異常が見つからず、「原因がわからない」というものもあります。

頚椎の問題からくる『頚性めまい』

「原因が特定できないめまい患者」の約8割に頚椎病変がみられるとの報告があり、頚椎の変形(または配列異常など)が関連すると考えられるものを「頚性めまい」と呼ぶようになりました。頚性めまいの患者さんの多くは頚部の姿勢変化によって症状の悪化がみられることもあり、仕事や家事に支障が出てくる方も多いのです。そして同時に首まわりの症状(肩こりや首こり)や頭痛、片頭痛など、筋肉の過緊張からくる症状がみられるケースが多く、これらには筋肉の緊張をやわらげるお薬が使われますが、対症療法としてのアプローチでありそれだけでは完治するのは少数のようです。

頸椎の配列(アライメント)異常

当院では、上記のように頚椎配列異常(アライメント異常)がみられ、めまいやその他の症状を併発している「頚性めまい」には「首の治療」を行なうようにしています。頚椎と頚椎の間からは神経が走行しており、アライメント異常による影響でその神経が異常興奮を起こし、首まわりの筋群には過緊張による首こり・肩こり症状がみられるようになります。こういう場合には、首こり・肩こりなど筋肉を主体とした症状への治療と、配列異常を起こした頚椎を整える治療(頚椎リアライメント)を同時に行ないます。

頸椎と頚部筋線維の配列を整える(頚椎リアライメント)

二つの球体ローラーにより、アライメントの乱れた頸椎を整え、ゆがみが発生した筋線維の走行を同時に整えていきます。頚椎配列異常による「頚性めまい」の場合、症状緩和と整えた配列の安定化を行います。

お気軽にご相談ください

頚椎のアライメント異常からくる「頚性めまい」は、将来的に「変形性頚椎症」や「頸椎椎間板ヘルニア」などへ進行するものもあります。「まだ大丈夫」と軽視せず、出来るだけ早く適切な処置を受ける方が良いと思われますので、お気軽にご相談ください。

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①どのような症状か? ②いつ頃から? ③原因と思われるもの を記入して送信してください。

 

 


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