「圧痛点」で病気がわかる?

指で押した時に特に痛みが感じるところを「圧痛点」と言います。

局所の炎症があるところや、神経が深層から表層に出てくるところは圧痛がみられやすいです。

その他、特定の内臓疾患の時に特定の場所に圧痛が確認される事もあり、診断の補助になることがあります。

虫垂炎や胃潰瘍の時に腸骨の辺りに圧痛が確認されることがあり、「小野寺圧痛点(小野寺直助先生というドクターが報告し命名されました)」と言います。

その他背中にも(背骨の左右とか)、内臓疾患(や内臓が疲弊した状態)の場合に、圧痛点や圧痛領域として反応が出てくることがあります。

日々の臨床の時にも背中を確認させてもらうことが多いのですが、胃腸の具合が悪い方やお酒の飲み過ぎの方などには上記のような反応がよくみられます。

案外(?)身体は正直で、「健康診断で異常無し」と言われていても、内臓の状態が圧痛点や圧痛領域として反映して表れていたりします。

思い当たる方は、食生活や睡眠などの基本的な生活習慣を整えてみるようにしてみましょう。

 

☆参考資料

下図は『線維筋痛症』の圧痛点