え??  アナタ、まだ うつ伏せで寝てる人???

以前、「うつ伏せで寝ると頚部を傷めてしまう」ということをご紹介しました。

(こちらの記事 → え? アナタ、うつ伏せで寝てる人?? )

 

その記事では「うつ伏せで寝ることで首を通り脳を栄養する『椎骨動脈』を損傷しやすくなり、

脳血流の問題につながる可能性がある。」ということを書かせていただき、

うつ伏せ寝という悪習慣を改善してもらおうとしたのですが、

「ラクだから…。」ということで、なかなか寝方を変えられない方がいるようです…。

 

ダメです!

ダメです!!

 

習慣化すると危ないことなのに、いまだに「うつ伏せ」で寝てる人がいらっしゃるようです!

 

危険性を知っていただくために、再度「うつ伏せ寝の弊害」について書きます!


1.頚椎の「ズレ」を作る

当たり前ですが、偏った姿勢で寝ることが習慣化すると頚椎の配列が乱れます。

頚椎の配列異常は首筋の筋群への負担が増え、痛みや肩こりの原因となってしまいます。

(こちらの記事も参考に → しつこい肩こり )

 


2.後頭下筋群へのストレスが増え、「首コリ」の原因となる

うつ伏せで寝ると首を捻じる力がかかり過ぎることになります。

この捻じり応力は、後頭骨と上位頚椎との間にある「後頭下筋群」への大きなストレスとなります。

この筋群の「コリ」は、いわゆる肩こり症状だけでなく頭痛や自律神経失調症、うつなどの症状にもつながります。

しかも体表よりもかなり深い位置にあるため、揉みほぐすなどの対処療法ではなかなか改善しません。


3.頚椎の「変形」の原因となる

上記のように、頚椎のズレ、配列異常からくる頚椎へのストレスは、

徐々に「軟骨」を痛め、少しずつ変形へ進むようになります。

「骨」まで変形が進んでしまったものはなかなか元に戻れませんし、

重症化したものは神経を圧迫して手足の痺れや麻痺などにつながることもあります。


うつ伏せ寝の習慣が「どれくらいの期間、続いているのか?」によって

悪化の程度は変わりますが、長年にわたって続けているのであれば

かなり進行していると考えられます。

 

今からでも遅くはありません!

今晩からうつ伏せで寝ることをやめてみましょう!!

 


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