「疲労」と「未病」

以前のコラムで「疲労」と「未病」について書きました。

 

※以下を参考に
 未病について → 「未病」を治す

 

疲労とは、日本疲労学会による定義では、

「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と

休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」

とされています。

 

そして、疲労感は「器官が疲労してきたので休息が必要」と生体から送られてくるサインです。

だるさや倦怠感などをサインとして送ることで、過剰な活動から疲弊して生体が病気になることを防ごうとしているワケです。

 

ですが体感する疲労感は、主観的であいまいな尺度で、

達成感やポジティブなモチベーションによってカモフラージュがかかってしまうこともあります。

(達成感のある仕事をしている人に過労死が多いという報告もあります。)

 

未病とは、「まだ病気じゃない状態」、「病気というほどでもないけれど健康であるとも言えない状態」です。

疲労の概念と未病の概念を合わせて考えてみると、「極度の疲労は未病の状態」と言えると思います。

何の対策もしないでいると、「疲労≒未病」の状態から病気へ進行していくことになります

「疲労」を放置しておくことは、カラダとココロを「未病」から「病気」へ進行させてしまう恐れがあります。

まずはご自身の状態をチェックしてみましょう。

 

自己診断疲労度チェックリスト 002改

上のチェックリストは、米国CDC 慢性疲労症候群診断基準および関西福祉科学大学健康福祉学部・倉恒弘彦教授の「慢性疲労症候群に対する治療法の確立」の報告書より抜粋したものです。

 

 


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