NHK「東洋医学 ホントのチカラ」で紹介 ~

2020.02.14

以前のブログで「自律神経を整えるにはリラックスが必要」ということをご紹介しました。

「リラックスする」というのは簡単なようで難しく、

ストレスの多い現代人は気持ちを緩める時間がなかなか取れないようです…。

 

僕が患者さんを治療する時にも

「出来るだけリラックスしてもらう」ということを意識しています。

 

緊張した身体と気持ちを緩めるための方法には色々とあるのですが、

『百会(ひゃくえ)』というツボを使うことが多いですね。

 

このツボはよく知られていますが、先日「NHK」の番組でも紹介されていました。

興味深かったのは「ラットの百会に鍼刺激する実験」です。

1週間一匹だけで孤立状態で飼育されたラットはストレスが多くなり

血中の「オレキシン(ストレスを感じた時に増えるホルモン)」の濃度が高くなります。

そのラットの「百会」のツボを小さな鍼で刺激するとオレキシンの血中濃度が減少。

(つまりストレス状態からリラックスした状態に導かれたということです。)

( 自律神経を整えるツボ「百会(ひゃくえ)」の位置はこちらへ → NHK「東洋医学 ホントのチカラ」HP )

 

研究論文はこちらです↓

円皮鍼はラット社会的孤立ストレスモデルにおけるオレキシンA分泌促進を抑制する

 

「百会」のツボは頭頂部にあり、身体の中心軸を貫く線上にありますから

鍼刺激でなく「押圧」でも効果はあると思われます。

ご自身でも押せるツボですからお試しくださいませ。

 


( NHK 「東洋医学 ホントのチカラ」のHPへのリンクは下記ロゴクリック )

 

 

 


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