NHK「ガッテン!」で紹介  ~後頭下筋群~ 

「肩こり」「首こり」でお困りの方は非常に多くみられます。

単に凝っているという症状だけでなく、「頭痛」や「めまい」「自律神経失調症状」なども併発し、中には「鬱症状」まで抱えてしまうケースもあります。

 

それらの中には後頭部と首の付け根に位置する「後頭下筋群」に原因があるとして、「首コリの原因は後頭下筋群」のタイトルで NHKの『ガッテン!』で紹介されました。気になる方は下記タイトルを検索してみてください。

(※2019年2月13日(水)放送 “新原因”発見! 衝撃の肩・首のこり改善SP にて)

 

当記事では、後頭下筋が肩こりや首こりなどの原因となる理由、頭痛や自律神経失調などとの関連性、どうすれば治るのか?を順を追って説明していきます。

 


後頭下筋群の解剖

下図は「後頭下筋群」の図です。

 

この部の障害は、初期では単なる肩こり、首こりのような症状ですが、寝違えや日常生活での疲労、作業時・就眠時の不良肢位、交通事故(いわゆるムチ打ちなど)やスポーツによる外傷などで、頚椎を含めたこの部へのダメージの蓄積により、後頭下筋群にまで障害が発生します。

 

特に、これらの筋群が硬くなりすぎ、変性・線維化したものは「筋硬結」とか「トリガーポイント」と呼ばれ、様々な症状につながります。

「頭痛」や「めまい」、「耳鳴り」などの自律神経失調症状だけでなく、「全身倦怠感」や「うつ」など、病院などではなかなか対応しにくい症状なども多くみられます。

 


【頭痛 ~大後頭神経への影響~】

首から後頭部にかけて「大後頭神経」という神経が通っています。

頚椎と頚椎の間から、上述した「後頭下筋群」を通って皮膚の方へ分布します。

後頭下筋群の過緊張やコリ、トリガーポイント発生などにより、この神経が締め付けられたり圧迫されることで「頭痛の原因」となります。

不安やストレスは身体をこわばらせて筋肉の過緊張が強くなりますので、まさしく「頭痛のタネ」となります。

 


(後頭下筋群のトリガーポイントによる頭痛発生の例)

 

後頭下筋群の「筋硬結」、「トリガーポイント」による症状は、「こめかみの辺りが痛くなる」、「眼の奥が痛くなる」などと表現される患者さんが多いです。

痛みや肩こり、頭痛、耳鳴り、眼精疲労、その他の自律神経症状などにもつながることが多いのですが、レントゲンなどでは異常をみつけられないため「原因不明」と片付けられていることもあるようです。

(不快な症状が長期間続き、そこから「鬱症状」を惹き起こすこともあります。)

 


後頭下筋の治療

上記のような問題が発生した「後頭下筋」の治療には、

▶ 後頭下筋のトリガーポイントに生理食塩水を注射する

▶ 後頭下筋のマッサージ (※深い部にあるのでアプローチが難しく注意が必要)

▶ 後頭下筋への鍼治療

…などがあります。

(※ 興味のある方は「後頭下筋」、「トリガーポイント」で検索すると色々とみつかると思います。)

 

「首や肩の凝りが強く、頭痛、めまい、耳鳴りなどの自律神経失調症状も併発する」という症状に対して、クリニックや鍼灸院、整体院などが治療を行っている場合、検索すると以下のようなキーワードが目に付くとおもいます。

「頚性神経筋症候群」

「トリガーポイント」

「筋硬結」

「筋線維化」

「筋膜リリース」

これらを利用した治療法には、上記のような様々な症状の原因を「筋肉」を主体として捉え、その「筋肉」に対して何らかの刺激(生理食塩水などの注射、鍼、押圧、ストレッチなど)を加えて治すというのが共通点として挙げられると思います。

※ お急ぎの方は、上記キーワードで検索し、お近くのクリニックや鍼灸院、整骨院などをお探し下さい。

  「対症療法」としては効果的なことが多いように思います。

 


当院での治療について

硬くなった後頭下筋への対応として上記のような「生理食塩水の注射」、「マッサージ」、「鍼」などの治療は、対症療法としての成績は良いのですが、「治療の後は楽になるけれど、また再発する」という方が多いのも事実です。

 

そのような難治性の症状に対して当院では、後頭下筋群の問題発生の根本原因を「上位頚椎の偏位(ズレ)」によるものとして捉え、後頭下筋群を含めた頚椎へのアプローチを行っております。

 

トリガーポイントとなってしまった後頭下筋群は上記のように処置することで「寛解」することは多いのですが、トリガーポイント発生が、頚椎の偏位(ズレ)により起因する場合、頚椎を正常位置に戻さない限り「完治」することはありません。

 


頚椎の偏位による筋肉の過緊張、硬化と、トリガーポイント発生のメカニズム

【後頭下筋群の付着】


【後頭下筋と後頭骨、頚椎との位置】

頚椎の軸が真っすぐであれば、左右の後頭下筋の長さは同じです。

 


頚椎が偏位する(ズレる)ことで左右の後頭下筋の長さが変わります。

図のように、第1頚椎が左にズレると右側の後頭下筋が長くなり(つまり引っ張られているということ)、緊張度が高くなってしまいます。

そのような筋肉が硬い状態が続くと、筋肉への血流不全、異栄養化による代謝不良から筋肉が線維化、トリガーポイント化すると考えられるのです。

 

 


ですから当院では、頚椎の「ズレ」を元に戻しつつ、後頭下筋群の筋線維配列、筋線維間潤滑を取り戻し、「完治」を目指した処置を行っております。

 

 

(※ 当院で行なっている治療法についての詳細は下記リンク先をお読みください。)

→ 後頭下筋群への治療についての考察(トリガーポイント、頚性神経筋症候群、筋硬結など

 


お困りの方は、初回の無料カウンセリングをご利用いただくと良いと思います。

問診、各種スクリーニングを受けていただいた後、治療法、治療の組み立てをご相談させていただきます。

尚、初回カウンセリング時の治療は行っておりませんのでご了承ください。

 


ご相談、お問合せはお電話(06-6334-0086) または以下のお問合せフォームからお願いいたします。

https://funa-in.com/contact/

 

 

※ しっかりと治したい方は、以下の記事もあわせてお読みください。

● 頭痛、片頭痛と併発症状

● トリガーポイント(筋筋膜性疼痛症候群)

● 頸椎配列異常(アライメント異常)による諸症状

● 肩こり治療のポイントは〇〇