首こり、肩こり ③ 命に関わる危険な病気が隠れているもの

首こり、肩こりがつらい

肩がこり過ぎて頭が痛くなるという方は多くいらっしゃいます。

そういう方は「頭痛の原因は肩こり」と思っていて、マッサージなどでほぐしてもらうと「楽になる」のでそれを繰り返していたりします。

では、「肩こりの原因」は何なのでしょう?

「肩こりの原因」となるものは、疲労や筋肉の問題(線維化、筋膜の癒着)、ストレスによる過緊張、頚椎のズレなどたくさんありますが、
「命に関わる病気」が潜んでいるケースもあります。

「肩こり」」、「首こり」、「頭痛」に以下のような症状がみられる場合は、命に関わる可能性がありますので、すぐに病院に向かってください。

 


肩こり、首こりと 「頭痛」までが現れ、以下の症状が合併する場合、特に注意が必要です

 

1.【発熱】 【吐き気】 【頭がぼんやり】 【首のこわばり】

頭痛に、発熱、頭がぼんやりして(意識障害)吐き気も伴うという場合は髄膜炎や脳炎などが疑われます。
「項部硬直」は病的に首回りの筋肉が硬くなる防御反応のひとつで、脳や髄膜などに炎症があると出現します。
これらの場合は早期に検査が必要です。

2.【急激】 【突然】 
突然発症するもの、痛みの強さが1分以内にピークに達するものを「雷鳴頭痛」と呼びますが、これはくも膜下出血をはじめとする「脳血管の病気」が疑われます。

3. 【癌の既往歴】 【吐き気】 【嘔吐】 【めまい、ふらつき】
「これまでに癌と診断されたことがある」という方は、「脳への転移」を考える必要があります。特に吐き気、嘔吐やめまい、ふらつきなどが伴う場合には検査が必要です。

4.【手足の麻痺、痺れ】 【意識がぼんやりするなど意識レベルの低下】
これらの症状は、脳や神経の損傷によって発生することがあります。半身の痺れや脱力がある場合、脳卒中など脳の病気を考える必要があります。

5.【いつもより痛い】 【いつもとは違う痛み】
脳内での出血、首を通って脳へ向かう血管が破れてしまった場合、頭を殴られたような衝撃的な痛みを感じることがあります。

 

もしも、「たった今」、上記に当てはまっているのであれば、脳内での出血など緊急性の高いものを発症している可能性がありますので、この記事をゆっくり読んでいる場合ではありません。

 

今すぐに救急車を呼ぶか、緊急に対応できる病院へ向かってください。

 

その他、普段から肩こり、首こり、頭痛があって、高血圧、高脂血症(コレステロールが高い)、ストレスが続いている、睡眠不足、疲れがたまっているなどの状態であれば、上記のような「命に関わる病気」が潜んでいるかもしれません。
早めに専門医療機関での受診をお勧めします。

 

※ 特に注意しなければならない「椎骨動脈解離」についてはこちらに → 首こり、肩こり、が強くて頭も痛くなる ~命に関わる椎骨動脈解離~