FUNA-IN コラム- COLUMN -
コロナ対策には「鼻うがい」
コロナウィルスが猛威を振るい、世界中の人達が恐怖におののいています。
ほとんどの人が、
「自分が感染するかも…?」とか
「誰かにうつしてしまっているかも…?」という気持ちを持っているのではないでしょうか?
ワクチンの開発、実用化が待たれるところですが、それまでは「自己防衛」するしかありません。
当院では風邪予防、インフルエンザ予防のための指導として一般的な「うがい」、「手洗い」だけでなく、
「鼻うがい」を推奨していますが、これもコロナウィルス感染の予防に効果があると考えております。
鼻うがいは痛い?
鼻うがいをお勧めするとほとんどの方が
「ええ?? 痛いでしょ??」と言います。
おそらくこれまでにプールや海で鼻に水が入って痛かったという経験があるのでしょう。
ですが「生理的食塩水」で鼻うがいをすれば痛くありません。
生理的食塩水とは?
「生理的食塩水」とは、我々の体液と同じ濃度(0.9%)の食塩水です。
医療の現場では汚染された傷口を洗い流す時に使ったり、眼科や耳鼻科では粘膜の洗浄に用いられています。
体液と同じ濃度ですから、傷口や鼻や目の粘膜を刺激しないんですね。
だから「生理的食塩水」を使って鼻うがいをしても痛くないんです。
プールの水は体液よりも濃度が低い(うすい)ですし、海の水は濃度が高い(濃い)です。
ですから粘膜を刺激して痛いワケです。
鼻うがいのやり方
「0.9%」の食塩水を作ります。
冷たいと粘膜を刺激するので、体温と同じくらいのぬるま湯が良いでしょう。
(下図を参考にしてください)
急須などをつかってでも出来ますが、ドラッグストアなどで売っている専用のボトルを使う方が簡単と思います。
鼻粘膜に付着したウィルスを洗い流して感染を予防するワケです。
もちろんコロナだけでなく、風邪のウィルスやインフルエンザウィルスなどの感染症予防にもなりますし、
花粉症対策にも効果的です。
(出来るだけこまめにする方が良いでしょう)
「0.9%」よりも少し濃いめの食塩水にすると、粘膜を引きしめることが出来るのでより効果的です。
(塩入りのハミガキを使うと『歯グキが引きしまる』のと同じ理屈です。)
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