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『転倒予防プログラム』について
2024.05.07
厚生労働省「人口動態調査」(平成26年~令和2年)によると、65歳以上の方の「家庭における転倒・転落・墜落」による死亡者は毎年ほぼ横ばいで推移しています。
そのうち、80歳以上の方は「階段、ステップからの転落、転倒」は少ないのですが、「同一平面状での転倒」がとても多くなっています。
(参考資料)消費者庁 「毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~」
ご高齢の方や骨粗しょう症の方は骨が弱くなっているため転倒すると容易に骨折を起こし、それがもとになって介護が必要になったり寝たきりになるというケースが多く、社会問題にもなっています。
「同一平面上」、つまり「何もないところ」でもつまづいてしまうというのは、
高齢になり足の筋力が低下し、「つま先があがりにくくなっている」ということが原因のひとつと推察されます。
その他、ヒトの足の裏にある感覚受容器(荷重に対するセンサーの働きをしている。メカノレセプターとも言う。)の機能が低下することでバランスが悪くなる、下肢筋群の筋力弱化による安定性の低下も、ふらつきや転倒の原因と考えられます。
これらの機能低下は「加齢によるもの」とされることが多く、積極的な治療を行なうことが少ないというのが現状ですが、当院では、上記の感覚受容器の活性化、下肢筋群の強化により機能回復可能であると考えています。
【転倒予防プログラム】
足裏にある感覚受容器(メカノレセプター)の働きを活性化させることで下肢機能を取り戻し、転倒予防をすることを目的としたプログラムです。
(対象)
「何もないところでもつまづく」、「日頃からふらついていて危ない」という高齢者の方や、「転びやすい」、「バランス機能が悪い」という小児の方
(プログラム内容)
1.全身状態の確認、評価
2.左右下肢機能バランスの確認、評価
3.日常生活での危険度確認
4.足底感覚受容器の活性度、下肢筋力の確認
5.リハビリプログラム作成、実施
6.プログラム効果確認、評価
詳しくは当院までお問い合わせください。
当院では「初回無料カウンセリング」を行っております。
「初回無料カウンセリング」では、お困りの症状について問診、各種スクリーニングを受けていただいた後、「原因」を見つけ出し、それに応じた治療法、治療の組み立てをご提案させていただきます。
(初回カウンセリング時の治療は行っておりませんのでご了承ください)
「初回無料カウンセリング」へのお申し込みは、下記のお問合せフォームからお願いいたします。
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