冷え症には「氷枕」 ~妊活中の方向け~

2022.12.14

意外に思われるかもしれませんが、当院では冷え性の人には「氷まくら」をお勧めしています。

 

 

実は「冷え性」にも色々なタイプがあり、

治療の組み立ても変えないといけませんから画一的に温めれば良いワケじゃないんですね。

しかも単に冷えているところを温めるだけでは

「一時的で」「表面的な」血流改善にしかならず、持続的な効果は期待できないことも多いのです。

(まして「子宮」や「卵巣」の血流が良くなることなんて…)

 


「冷え性」というのを「全身の血液分布」から捉えてみると、

冷えているところ(つまり血液供給量が不足しがちなところ)

温まっているところ(つまり血液供給量が十分なところ)がある状態なワケです。

 

血液供給量が増えているのは「脳」です。

現代人は様々なストレスに晒され、色んなことを考えすぎているので「脳」は常にフル回転。

そして脳を休めることも少なく「脳」はオーバーヒート気味になっています。

(頭に血がのぼり過ぎてるということですね)

 

脳に血液がまわり過ぎてる分、それ以外の部分では不足しがちになります。

(ある意味、犠牲になっちゃってる)

 

手足などの末梢で血液供給量が不足すると手足の冷えを感じやすくなりますし、

骨盤内の臓器に不足が出れば臓器の機能低下がみられるようになります。

もしも子宮や卵巣などの血液供給量が不足すると、

栄養や酸素供給量の低下から妊娠しにくい状態になるかもしれません。

 

ですからストレスによって冷え性がみられる場合には、

オーバーヒート気味になっている脳を冷やし、

全身の血液分布バランスを整えるために「氷まくら」を使いましょうということなんです。

 


冷え性だけでなく脳がオーバーヒート気味になると、

「疲れを感じやすい」「頭痛」「めまい」「肩こり」なども出やすくなりますので、

このような症状がある人にもおススメですよ!

(補足)

「冷えピ〇シート」とかおでこに貼るヤツもありますが、ヒンヤリした感じで表面の熱は取れても

深部の「うつ熱」は取れないので「氷」を使うようにしましょう。

 

(補足の補足)

「アイス〇ン」や「保冷剤」は温度が低すぎて凍傷を起こす事もありますので、当院では必ず「氷」を使ってもらうようにお伝えしています。

※妊活中の方向けの補足

女性ホルモン分泌の命令経路は「視床下部 → 下垂体 → 卵巣」となっています。

ストレスや不安などで「脳がオーバーヒート」している場合、この経路がうまく働かず、ホルモン分泌がうまくいかないことが考えられます。

「のぼせ」や「身体が常に緊張」など、症状に思い当たる場合はお試しになってみてください。


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