院長ブログ- BLOG -

NHKドキュメンタリー　「ストレスの真実」

2019.09.15

今、話題のNHKのテレビ番組「ストレスの真実」を観ました。

『ストレスにあふれた現代において、どうすれば心穏やで健康に過ごすことができるのか？』をテーマにした実験型最新科学ドキュメンタリー。

食事や心の持ち方のコツなどを実験を通じてわかりやすく、ストレスの対処法を紹介していました。

ストレスを感じた時は血糖値を上げるために甘いものが欲しくなるが、アーモンドやクルミは血糖値を極端に上げることなく脳へエネルギー供給出来る。（その他にはブルーベリー、カボチャの種なども。　ナッツ類は身体に良いのだけれど高い…。）
過剰なカフェインは、不眠やイライラ、心拍数の増加を引き起こすので、ストレスを多く感じている時には緑茶の方が良い。緑茶にはLテアニンというアミノ酸が含まれており、集中力を高めて心を落ち着かせる。（そう考えるとストレスが強い人に「茶道」は良いでしょうね。）

その他、運動の仕方や「マインドフルネス」なども紹介されてました。

なかでも面白かったのは「不安になった時の生体反応とワクワク興奮した時の生体反応は同じ（心拍数、血圧、呼吸数、体温などが上がる）なので、『私はワクワクしているぅ～！』と声に出すと脳が勘違いして不安から脱出できる。」というくだり。

ネガティブな時にはネガティブな言葉が出てきますし姿勢もネガティブな姿勢になりがち。

そういう時には、逆にポジティブな言葉と姿勢を使って脳に勘違いさせる。

臨床の中にも取り入れられるな～と思いつつ観てました。

興味のある方はぜひ観てみてください。
「ストレスをぶっ壊す」ための参考になるかも。