顔の歪みと顎関節の関係とは? 原因からセルフケアまで徹底解説

こちらの記事では「顔の歪み」の原因である顎関節の位置異常についてまとめてあります。

当院での治療法は記事後半に記事リンクがありますので、そちらをお読みください。

 

顔の歪みはなぜ起こる?

「鏡を見ると顔が左右非対称に見える」「写真に写ると片方の頬だけが張っている」など、顔の歪みに悩んでいる人は少なくありません。この顔の歪みは、顎関節の不調と深く関わっていることが多くあります。

顔の骨格は、中心にある上顎骨と、動くことができる下顎骨から成り立っています。食事や会話など、日々下顎は様々な方向に動きますが、その動きが左右どちらかに偏ると、顎の筋肉や骨格のバランスが崩れ、顔の歪みにつながるのです。

顎関節症と顔の歪みの関係

顎関節症とは、「口を開け閉めすると顎が痛い」「顎からカクカク音がする」「口を大きく開けられない」といった症状が現れる病気です。この顎関節症は、顔の歪みを引き起こす大きな原因の一つと考えられています。

 

顔の歪みを引き起こすメカニズム

  • 筋肉のアンバランス
    片方の歯ばかりで噛む、頬杖をつく、歯ぎしりをするなどの癖があると、左右の顎を動かす筋肉(咀嚼筋)の発達に差が生じます。よく使う側の筋肉は肥大し、使わない側の筋肉は衰えてしまい、左右非対称な顔立ちになってしまいます。
  • 顎関節のずれ
    顎の噛み合わせが悪い状態が続くと、下顎が正しい位置からずれてしまい、顎関節に不自然な力がかかります。このずれが、顔全体の歪みにつながることがあります。
  • 骨の変形
    顎関節症が進行し、関節に常に負担がかかり続けると、顎の骨自体が変形し、顔の輪郭が左右でずれてしまうこともあります。

このように、顔の歪みと顎関節症は互いに影響し合う関係にあります。顔の歪みが顎関節症を引き起こすこともあれば、顎関節症が顔の歪みを悪化させることもあります。

顔の歪みをチェックする方法

簡単なセルフチェックで、ご自身の顔の歪み度合いを確認してみましょう。

  1. 鏡の前で口をゆっくり開け閉めする
    顎がまっすぐに動くか、どちらかに傾いて動くかを確認します。
  2. 写真で確認する
    正面から撮った写真で、左右の目の高さ、口角の位置、頬の張り具合などを比べてみましょう。
  3. 歯並びを見る
    上下の歯の中心線がずれていないか、奥歯が左右どちらかだけすり減っていないか確認します。

顔の歪みと顎関節の不調を改善する対処法

顔の歪みと顎関節の不調は、日頃の生活習慣を見直すことで改善できる場合があります。

 

自分でできるセルフケア

  • バランスよく噛む
    食事をする際は、左右どちらか一方だけで噛むのではなく、両方の歯でバランスよく噛むことを意識しましょう。
  • 悪習癖を見直す
    頬杖をつく、うつ伏せで寝る、同じ側の手で電話を受けるといった癖は、顎に負担をかけます。日頃から意識してこれらの癖をなくすようにしましょう。
  • 顎の筋肉をほぐす
    顎の周りやこめかみをゆっくりマッサージして、筋肉の緊張を和らげます。お風呂で体が温まっている時に行うのが効果的です。

 

専門家への相談

セルフケアを続けても改善しない場合や、顎の痛みが強い場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 歯科医院・口腔外科
    顎関節症の専門的な診断と治療を受けることができます。噛み合わせの問題が原因の場合は、マウスピースや矯正治療を提案されることもあります。
  • 整体・整骨院
    顎関節症の原因が、全身の姿勢の歪みにあると考える場合は、首や骨盤の調整からアプローチする整体や整骨院を試してみるのも一つの方法です。

まとめ

顔の歪みは、見た目の問題だけでなく、顎関節症のサインである可能性があります。

まずは、日々の生活習慣を見直すことから始めましょう。そして、セルフチェックで自身の状態を把握し、症状が改善しない場合は、一人で悩まずに歯科医院や口腔外科などの専門家を訪ねてみてください。

 

当院でのアプローチ

当院では「顔の歪み」は顎関節と頚椎の歪みが原因と考え、これらに対する治療を組み立てております。

詳しくは以下の記事をお読みください。

→ 顎関節症と首の傾きと顔のゆがみ