頚性神経筋症候群、頚性うつを改善するためのストレッチ

頚性神経筋症候群、頚性うつの首こり、肩こりの原因にはどんなものがありますか?

頚性神経筋症候群、頚性うつの患者さんの首こり、肩こりの原因となるものには、①加齢 ②疲労 ③緊張 ④筋肉の線維化や癒着 ⑤骨格の歪み、軸のズレによるもの、などが挙げられますが、原因はひとつではなく複数が混在しています。

(これらの原因のうち「自分の状態にどれが一番当てはまるか?」を確認するには、こちらの記事:「なぜ肩が凝るのですか? ~筋肉が硬くなる理由~ 」を読んで参考にしてください。)

筋肉が硬くなる理由はひとつではなく複数ありますから、改善させるためにはご自身の身体に合った対処法、治療を選ばなければ効果が出ません。

例えば、疲労回復のためにマッサージなどを受けて一時的な改善がみられたとしても、精神的ストレスによる筋肉の緊張が首こり、肩こりの主原因なのであれば、身体をリラックスさせることもしなければ症状はまた悪化するでしょう。

 

今回は、頚性神経筋症候群や頚性うつの原因となる「ストレスからくる首まわり、背中の筋肉の過緊張」とやわらげ、柔軟性を高めるためのストレッチ法をご紹介します。


ストレスで首や肩がガチガチになってしまう筋肉の例

頚性神経筋症候群や頚性うつの方は身体が過敏になっていることが多く、対人ストレスや満員電車や人混みなど環境によるストレスから筋肉が緊張してこわばりが出やすくなっています。

このようなタイプの場合、整体やマッサージなどを受けて筋肉をほぐしてもすぐに緊張が出てきてしまうため、また首こり、肩こりを起こしてしまうため効果が持続しないことが多いです。

以下は、頚性神経筋症候群や頚性うつで過緊張、こわばりが出やすい筋肉の例です。

これらの筋肉のうち、特に「胸鎖乳突筋」という筋肉は脳神経の支配を受けているため精神的ストレスによる脳活動(イライラ、不安、恐怖心)の影響を受けて硬くなりやすく、「斜角筋(前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋)」がこり過ぎると頚椎側にある自律神経節を圧迫して自律神経失調症状を引き起こします。

 

ストレスで悪化する頚性神経筋症候群、頚性うつをやわらげるストレッチ

緊張とこわばりで凝り固まった筋肉をやわらかくするためのストレッチをご紹介します。

緊張を取るストレッチは強くやれば良いわけではなく、身体をリラックスさせるためのものですから出来るだけゆっくり時間をかけて行うようにしましょう。(各3~5分を3セット)

 

ストレスが強く、なかなか肩の力が抜けない方は、こちらの記事のストレッチもお試しください。オンとオフの切り替えが出来るようになりますよ。(→ ストレスによる肩こり、首こりの解消法 ~自宅で出来るセルフケア 筋リラクセーション法~

 


頚性神経筋症候群、頚性うつに対する当院の治療法についてはこちらの記事:ストレスからくる頚性うつへの治療法 ~物理的ストレスからくる症状を取り除く~ をお読みください。

 

 

【初回無料カウンセリングのご案内】

当院では「初回無料カウンセリング」を行っております。

「初回無料カウンセリング」では、お困りの症状について問診、各種スクリーニングを受けていただいた後、「原因」を見つけ出し、それに応じた治療法、治療の組み立てをご提案させていただきます。

※ 初回カウンセリングの際には、悪化させていると思われる悪習慣を探し、改善するための日常生活指導をさせていただきます。まずはそれを一定期間実践していただき、それでも改善がみられない場合に治療開始するというスタンスで構わないと思います。

(初回カウンセリング時の治療は行っておりませんのでご了承ください)

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