え? アナタ、うつ伏せで寝てる人??

寝る時の姿勢 ベスト3

寝る時の姿勢は、よほどの事が無い限り以下のどれかになると思います。

①仰向け

②横向き(左右どちらかを下にする)

③うつ伏せ

当然の事ながら、身体のバランスを考えれば「仰向け」で真っすぐ寝るのが一番「良い姿勢」です。

 

誤解の無いように書いておきますが「良い姿勢」と言っても、

「その姿勢をしていれば、身体の悪いところが良くなる」というものではありません。

あくまで

「身体を壊しにくい姿勢」ということです。

 

ですから、寝る時に「身体を壊しにくい姿勢」として順位をつけるのであれば

1位が「仰向け」

2位が「横向き」

3位が「うつ伏せ」

…ということになります。

 

「うつ伏せ」が一番、身体を壊しやすい姿勢です。

 

 

うつ伏せで寝ることの何が悪いの?

「うつ伏せ」で寝る事は、頚椎そのものだけでなく筋肉や関節、神経など色々なところにストレスをかけ、そこを壊していく可能性があるのですが、今回は一例として「血管へのダメージ」のお話を書いておきます。

下の図は、脳に血液を送っている動脈を示しています。

 

脳へ血液供給する動脈には左右の「頚動脈(内頚と外頚)」と「椎骨動脈」の4本です。

(これらが枝分かれして脳へ分布するのですが、難しい話はやめておきましょう。)


このうち「椎骨動脈」は頚椎の穴を通って脳へ向かいます。

ですので、頚椎に何らかの問題があれば(ずれたり変形したり)

それなりに血管にストレスを受ける事になります。

 

 


下図は「右を向いた姿勢」です。

「うつ伏せ」で寝る時に、

「真っすぐ下を向いたままのうつ伏せ」の方は少ないと思います。

「うつ伏せ」で寝る人のほとんどは、顔が右向きか左向きかになっていて、

この図のように「頚椎を捻っている」という状態です。

 

 


下の図は頚椎を捻った時の頚椎と「椎骨動脈」の状態を示したものです。

(※図では「椎骨動脈」は「脊椎動脈」と書かれています。同じものです。)

このように頚椎を捻った時に、血管には「伸張」のストレスが加わります。

 

1回や2回、頚を捻ったからと言って血管が壊れる事はありませんが、

「毎晩、うつ伏せで寝ている」

「うつ伏せで寝るのが何年も習慣化している」

という人は、頚部の動脈はストレスを受け続けているという事になります。

 

そして、頚部の動脈へのストレスは「血圧不安定化」や「脳への血液供給低下」などにつながり、

「朝、起きても頭がスッキリしない」とか

「起床時の頭痛」などの症状を起こす事がありますし、将来的に脳血管への影響が無いともいえません。

 


赤ちゃんの身体はやわらかいので「うつ伏せ」になっても壊しにくいのですが、

年を取ると硬くなってくるのでダメージを受けやすいのです。

大人になって習慣化したものを元に戻すのは難しいかもしれませんが、健康な身体を取り戻すために少しずつ正常な姿勢で眠れるようにしていきましょう。

 


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