「不妊の原因」と治療法について (妊活中の方へ)

2022.12.12

「不妊」には

「原因のはっきりしているもの」と

「原因のよくわからないもの」があります。

「原因がはっきりしているもの」とは

例えば「卵管が詰まっている」とか「ホルモン不足で排卵がうまくいかない」とか。

男性であれば「精子が少ない、元気がない」とか。

原因がはっきりしているから治療も組み立てられます。

「詰まっているから通しましょう」とか「ホルモンを補いましょう」とか。

「今ある精子の中で元気なものを使って人工授精しましょう」とか。

 


「原因のよくわからないもの」には、基本的なところを確認してみましょう。

 

身体に不調があれば(メンタルも含めて)、それを改善するために

ご自身の身体と、日常生活を見直すところから。

 

睡眠不足になっている方ならまずしっかりと睡眠を取っていただくようにする。

栄養が偏っているならバランスを考えて食生活を組みなおす。

運動不足なら適度な運動を心がける。

…など基本的なところから改善していく。

 


 

あと、不妊の患者さんをみせていただいていると

いくつかの共通点を感じることがあります。

 

「ストレスが溜まっている」とか

「自律神経が乱れている」とかですね。

 

こういうものは、検査ではっきりさせられるものではないのですが、

経験的にそういう傾向がある人は多いと感じます。

 

全ての不妊の方を

「ストレスが原因です」とか

「自律神経失調が原因です」というワケではありませんが、

何らかの形でこういう傾向を緩和すると、不妊治療もうまくいくことがよくあります。

 

緩和させる方法も色々あると思いますが、

当院では鍼灸や手技的なアプローチ、対話型カウンセリングなどを取り入れ、

ひとりひとりに沿った治療を組み立てさせていただいています。

「不妊治療」では様々なイベントに合わせて、施術の時期や期間を計る必要があります。

  • きちんとした生理周期を取り戻す
  • タイミングを取る際に身体を整える
  • 採卵のために「良いたまご」が育つようにする
  • 移植の際に「受け入れやすい状態」に整えておく
  • 移植の後はきちんと着床して生育するように血流を改善しておく

…などなど、おひとりおひとりの状態に合わせて「戦略」を練る必要があります。

体質、体調などが改善するにはそれなりの期間が必要な場合も多いので、お悩みの方は出来るだけ早くご相談ください。