院長ブログ- BLOG -

嬉しかったこと　～介護されている方へ～

フナイン　機能訓練事業部です。

少し前に来られた患者さんより、とても嬉しい話を伺いました。

娘さんが「肢体不自由」の障がいをお持ちで、母親であるその患者さんが身の回りのことなどを介助されているそうです。

（娘さんも４０台後半）

何十年も、ベッドから車イスへの移乗、お風呂に入れてあげたり、という生活を毎日されているのですが、何年か前から膝が痛くなり「変形性関節症」という診断を受け、手術を勧められていたようです。

手術したら入院しなくてはいけないし、そうなると娘さんの介助が出来なくなる…ということで、我慢しながら何とかこなしてこられたとのこと。

友人のご紹介で来院されたのですが、何度かの治療の後、娘さんからこんなことを言われたそうです。

「お母さん、私を抱える時にふらふらしなくなったね」

これまでは、娘さんを抱える時に変形した膝が痛くてふらふらしていたようです。

だから抱えてもらう娘さんの方も、すごく怖かったらしいのですが、治療をし始めてから痛みが軽くなって、安定感が増してきたのでしょう。

「なんか、安心できるようになったわ」と娘さんから言われたと聞き、僕もとても嬉しかったのでした。

「介護」は、される側にもする側にも、負担がかかります。（いろいろな意味で）

けれど、我慢にも限界ってあるんですよね。

限界が来る前に、何とかできればと思います。
どうぞお気軽にご相談ください！